既に発表されている優秀作品には茨城で支援が行われた作品がいくつもありますのでご紹介いたします。
【作品賞】
『孤高のメス』
１９８９年，ある地方の市民病院に外科医・当麻(堤真一)が赴任する。
見栄と体裁を気にかけ，腐敗した病院で，次々と困難なオペを成功させていく当麻。
「目の前の患者を救いたい」という信念が，病院を人を動かしていく。
そんな中，“脳死状態の少年から肝臓移植する”ことが唯一助かる方法という，
日本の法律では認められていないオペの状況に置かれる。
彼が下した最後の決断とは・・・
茨城県では，北茨城市立総合病院が映画の舞台となる“さざなみ市民病院”として登場するほか，
取手市や常総市でも撮影が行われました。
○ 作品名 「孤高のメス」
○ 出演者 堤真一 夏川結衣 他
○ 撮 影 平成２１年７，８月
○ ロケ地 北茨城市：北茨城市立総合病院（さざなみ市民病院の設定）
取手市：取手市議会棟（さざなみ市議会議事堂の設定）
常総市：三坂児童館（保育園の設定）
市内中学校（小学校の音楽室のシーン）
『告白』
とある中学校。終業式後のホームルーム。
担任・森口悠子(松たか子)が、学校のプールで一人娘が死亡した事件の真相を話し始めた！
事故死と判断された娘は、実は、クラスの中の2人に殺されたのだと言う。
それはまさに衝撃の告白であった。
森口は少年法で守られた犯人たちに、ある想像を絶する方法で処罰を与えると宣言する・・・
茨城県では，AP&PP高萩事業所で物語終盤・大学のシーンが撮影されました。
○ 作品名 「告白」
○ 出演者 松たか子 岡田将生 他
○ 撮 影 平成２１年１２月
○ ロケ地 高萩市：AP&PP高萩事業所（大学の設定）
【他賞でも支援作品が受賞】
『必死剣鳥刺し』（優秀主演男優賞他）：つくばみらい市ワープステーション江戸でロケ
『桜田門外ノ変』（優秀美術賞）：茨城県内各地で撮影が行われた茨城ゆかりの作品
『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』(新人俳優賞)：高萩市のＡＰ＆ＰＰ高萩事業所が近未来の新宿，常総市の水海道小学校が主人公が勤める学校として登場
『THE LAST MESSAGE海猿』(新人俳優賞)：つくば市の国際会議場が内閣危機管理センターとして登場
『ゴースト もういちど抱きしめたい』(新人俳優賞)：美術品に笠間焼き陶芸家と茨城県窯業指導所が協力
※また，司会者を務める松たか子さんが最優秀主演女優賞を受賞した『ヴィヨンの妻～桜桃とタンポポ～』も茨城で撮影が行われています。
茨城県三の丸庁舎を銀座並木通りにあるビルと見立て，人々が往来するシーンの撮影が行われました。
松たか子さんがタンポポを見つめるシーンは印象的です。
