「続・三丁目の夕日」にもぞくぞく茨城の風景が登場

2007/11/2


「ALWAYS 続・三丁目の夕日」



日本アカデミー賞ほか数多くの映画賞に輝いた感動作『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年公開)から4ヵ月後、昭和34年の東京。
東京オリンピック開催が決定し、高度経済成長時代に足を踏み入れたばかりの日本の時代を背景に、夕日町の人々の心温まる生活が描かれています。

VFX(視覚効果)技術で編集されたリアルな昭和の風景が見どころの本作ですが、前回の「東京タワー」に続き、今回時代を象徴するモチーフは「日本橋」。
この日本橋のセットが、行方市にある天王崎公園に作られました。
橋の一部を実物大で本物そっくりに再現し、ブルーバック(合成用の幕)を多用しながら撮影が行われました。
また、羽田空港や東京駅、銀座の通りを潮来市のあやめ駐車場で撮影。同じく巨大なブルーバックが出現し、大掛かりな撮影となりました。

一部分とはいえ、実物と寸分たがわないセットを前に当時の雰囲気作りに一役買っているのが、エキストラとして参加された地元の皆さん。
当時の衣装と髪型でブルーバックの前を歩けば、そこは高速道路のまだ通っていない日本橋。銀座日劇前のにぎやかな通りに羽田空港の見送りデッキ…綿密な準備期間と度重なるリハーサルを経ての緻密な撮影体制は、最新鋭のVFX技術を駆使する本作ならではの撮影風景だったのではないでしょうか。
出演:吉岡秀隆 堤真一 小雪  他


作品名:映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
公 開:2007年11月3日(土)~全国ロードショー
撮 影:2007年3月
ロケ地:天王崎公園(行方市)・あやめ駐車場(潮来市)