直木賞作家が描く涙の物語。東野圭吾原作「手紙」公開

2007/7/23

川崎のリサイクル工場への送迎バスに人目を避けるように乗る山田孝之演じる「弟・竹島直貴」と,直貴のために誤って殺人を犯してしまい,獄中から月に一度弟に手紙を送る玉山鉄二演じる「兄・剛志」。
兄の犯した罪で,進学,恋人,就職と掴もうとした人生の幸福のすべてが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって,その手をすり抜けていく直貴。
直貴は,塀の中から届き続けるこの忌まわしい「手紙」という鎖を断ち切ろうと決意するが・・・。
この作品に登場する川崎のリサイクル工場は,日立市にあるセメント工場を使用。地元エキストラも50人参加し,リサイクル工場の内・外を5日間に渡り撮影しました。その他,日立市内でも撮影されています。
著者渾身の社会派小説である感動の人間ドラマ,是非ご覧下さい。

作品名:「手紙」
出 演:山田孝之,玉山鉄二,沢尻エリカ
撮 影:4月15日~19日及び4月23日
ロケ地:日立市内セメント工場ほか
公 開:平成18年11月3日~全国ロードショー